eラーニングシステム「Fevordio®(フィヴォルディオ)」とは

eラーニングシステムの概要


方法:オンライン上の学習者同士が、データベースから問題を選択し、互いに出題と回答を繰り返しながら、カードゲーム形式で学習を行うシステムです。

「問題と解答」という形式の「カード」に変換できるものであれば、あらゆるジャンルの学習コンテンツを載せることができます。
学校教育機関の科目に限らず、資格試験、技能講習、社員教育、語学教育など、あらゆる分野のコンテンツを載せることができます。
また、運用の方法によって、オンラインで学習塾、会員制サロン、セミナーを課金システムを使って経営することができます。

 

【問題の関連付けと、学際的コンテンツの作成】

学習者が複数のカードを組み合わせて、問題を作成することができます。これにより、同じ問題を「別の角度」から問われても対応する能力が身につき、学習効果が上がります。

1.一定の条件を満たすと「関連付けられた一連の問題」をプレイヤーが作成することができます。
2.複数の学習カテゴリーを学際的に網羅するコンテンツを作成することができます。例えば、「地学の問題」から「地理の問題」へ、そこに「歴史の問題」、それを表現する「英語の問題」などが挙げられます。

成果表彰と効果

1.日本国取得特許 2件
特許第4108113号
「カード式学習具、学習装置、学習装置用プログラムおよびその記憶媒体」
特許第4313418号
「学習装置、学習装置用プログラムおよびその記憶媒体」

2.米国取得特許
Publication number US 8702434 B2
「Card-type learning tools, learning apparatuses, programs for learning apparatuses, and recording media therefor」

3.受賞
特定非営利活動法人(内閣府認証NPO)キッズデザイン協議会
2015年度キッズデザイン賞(学び部門・理解力部門)2部門受賞

【審査委員コメント】

オンライン上で全世界の子ども同士が問題を出し合う形式の学習サービスという現代のニーズに即した提案である。問題を選び交互に出題しあったり、問題を自作することも可能である。同年代の子ども同士による対戦型ゲーム形式なので、モチベーションは自然と高まるだろう。

【審査委員コメント】

インターネットを介して子ども同士が問題を出し合うユニークな学習サービスを、参加者がひとつの空間に集まる大会形式に展開し、さらにエンタテインメント性を高めている。イベントを通じて、子供たちのリアルな反応と意見を収集する機会になっている。

4.学会発表
HCIinternational 2019
第21回ヒューマンコンピュータインタラクション国際会議
会期:2019年7月26日(金)~31日(水)
会場:アメリカ フロリダ州オーランド
Walt Disney World Swan and Dolphin Resort, Orlando, Florida, USA
講演タイトル:
サイバーフィジカル環境で学生のモチベーションを高めるためのアプリケーションのケーススタディ
Case Studies of Applications to Encourage Students In Cyber-physical Environment
発表者:平松裕子(中央大学 経済学部・商学部 兼任講師)

 

 

 

Fevordio®(フィヴォルディオ)とは

Fevordio®(フィヴォルディオ)とは、国内2件、米国1件の特許を基に開発された「カードゲーム・エンジン」を表すものです。
もちろん、全体的なフレームを示すプラットフォーム・システムの名前ですので、商品・サービスの名前は、Fevordio®を使ってくださる方々が、その都度お決め頂きたいと考えております。

Fevordio®の名前の由来は、エスペラント語の4つの単語の一部を取り出し、それをつなげた造語です。
エスペラント語が、民族の歴史にとらわれることなく、等しく使える言葉として作られたように、学習方法を従来の形式にとらわれることなく、新たに作り上げようと考えてエスペラント語の4つの単語を基にした「造語」を作ることで、「新しい共通言語」を表そうと考えて命名いたしました。

その4つの単語は次のものです。
Fondaĵo=foundation=基礎
Evoluado= evolution=進化
Vortoj=word=言葉
Dion=god=神

ここから、次の内容を表しています。

There is evolution on the foundation, there is a god in the words.
基礎の上に進化があり、言葉の中に神がいる。

私たちが学ぶときには、「学ぶ道筋」というものがあります。
そして、あらゆる公教育には目標が設定されており、その目標を達成するために、その時その時に学ぶ場面に立っているのです。

この先、各科目に設定される目標は変わることでしょう。
しかし、どのような道をたどることになろうとも、そのために必要なことは「いかに基礎的なことを憶え、自分の血となり肉としているか」にかかっているのです。
その部分を疎かにすれば、決して道を進むことはできません、
道を進む事が出来ても、必ずつき当たる壁を乗り越えることが必要以上に困難となるのです。

There is evolution on the foundation, there is a god in the words.
基礎の上に進化があり、言葉の中に神がいる。」

このコンセプトを基に、システムを動かすエンジン、それがFevordio®です。

そして、このシステムの応用は「カードゲームエンジン」です。
ゲームのルールとは、公用語、化学記号、数学・物理学の公式、楽譜などと同様、「世界の共通言語」です。
この「世界の共通言語」を知っていれば、人種・民族・老若男女、宗教、思想が異なっても、すぐに共同して作業を行うことができます。

株式会社サンゼは、システムを発明することで「ゲームのルール」という「共通言語」を作り上げました。

ネットワークを通じて全世界の学習者が等しく学ぶ事が出来る。

このコンセプトを基に、ゲームを動かすエンジン、それがFevordio®です。